セラミド化粧品の効果が出るまでにはどのくらいの時間がかかる?

保湿性の貼る赤ちゃんの肌 効果
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セラミド化粧品を使いはじめて何日か経つけど、効果の実感があまりわからないような気がするという人が多いようです。

ここではどれくらいの期間で使用すると効果が感じられるのかを調べましたので参考にしてみてください。

まずは、セラミドの特性を知ることから、なかなか保湿されない原因など気になるセラミドの効果についてお話しますね!

そして、セラミドにはいくつか種類があります。種類によっても角質に対しての効きが違っていますので、その理由についても。



セラミド化粧品の効果が出る時間は3~4週間後

セラミド化粧品の期間

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合成セラミドクリームで効果がでる日数や期間

大阪医科大学皮膚科学教室の松木勇人先生の研究論文にバリア機能を失った皮膚が健常者レベルくらいまで回復したという内容のものがありました。

AD重症度との関連で合成セラミドクリームの効果を検証したところ,合成セラミドクリーム3週間塗布および4週間塗布皮膚ではほぼ健常者レベル近くまでの改善が認められた。

省略

バリアー機能の改善能力をもつスキンケアー剤の使用意義が再確認された。

引用「アトピックドライスキンにおけるバリアー障害の回復の意義 抄録

これは、アトピー性皮膚炎の人に対してバリア機能を回復させる効果のある合成セラミドクリームを無疹部皮膚で使用。皮膚表面の角質が断片となり剥がれる症状の改善や重症度レベルの関連を調査した内容の一部です。

この研究結果からわかるのはアトピー性皮膚炎の人に対して、合成セラミドクリームを塗布した結果で、メーカーの化粧品とは違いますが少なくともこの場合では、書かれている通り3~4週間ほど、つまりひと月もあれば改善されるようです。

お肌に保湿効果の実感がない原因は?

保湿性の貼る赤ちゃんの肌

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手触りなどで乾燥肌ではないような感じを掴むまでは、実感がわからないものですね。

まずはセラミドを使うことでどのような効果があるのかというと、バリア機能、保湿機能の二つです。

皮膚の部分となる角層はレンガの壁のイメージ

保湿成分といえば、ヒアルロン酸やコラーゲンが有名です。

この二つはいずれも水分を保つ性質がありますが、実はセラミドは水分を保つ性質がありません。

セラミドは脂質で、表皮の一番外側に位置する角質層に水分と重なるように層を形成して存在しています。この部分をラメラ構造と呼びます。

レンガの壁に例えると角質細胞がレンガ、細胞間脂質はレンガを繋ぐセメントのようなものになります。

セラミドによって角層が潤っていると皮膚バリア機能働き細菌やアレルゲンなどの進入を防いでくれます。

合成、植物性セラミドだから効果がない?

合成セラミドのイメージをしたシャボン玉

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セラミドには4種類がある

セラミドは天然、ヒト型、植物性、合成の4つに分けられます。保湿性、浸透性が高いのは天然、ヒト型ですが、いずれにしてもすぐに効果が現れるというわけではありません。

  • 天然セラミド
  • ヒト型セラミド
  • 植物性セラミド
  • 合成セラミド

この4つに分けられています。

4種類のそれぞれの特徴

ここではそれぞれの詳細については割愛しますが、天然セラミドは動物由来の天然セラミドのことで、主に馬から由来しているものを指します。

ヒト型セラミドのほとんどは酵母を発酵させて生成したものです。植物性セラミドは主に穀物(大豆、とうもろこし、こんにゃく等)や小麦胚芽油、米糠油などが由来となっています。

合成セラミドは石油成分からセラミドに似た成分を生成しています。

種類によって保湿性や浸透性の効果が違う

セラミドには4つの由来成分があり、この4つはそれぞれ保湿性や浸透性が違います。

ヒト型セラミド

ヒト型セラミドは人の肌の構造に最も近いためこのように呼ばれています。このため保湿性や浸透性が非常に高いのが特徴です。

天然セラミド

動物由来の天然セラミドも馬から由来ですが、こちらも人間と同じ哺乳類のために保湿性や浸透性が高いです。しかし馬由来のため高価です。

植物性セラミド

植物性セラミドは浸透性が高いですが、動物由来と違って保湿性は低いです。安全性は動物由来よりも高いです。食用オイルのような感じでしょうか。

合成セラミド

最後に合成セラミドですが、こちらは最も安価で大量に成分が作れます。成分が人の肌からは遠いために保湿性は低くなっています。

 

並べると、ヒト型≫動物≫植物性≫合成という順列になります。

このことから、合成セラミドは動物由来やヒト型のように人の肌に近い成分ではないため、浸透性が低く効果が遅いなどの可能性が考えられます。ただ、冒頭での研究結果で使用したものは「合成セラミドクリーム」なので、一概には言えないかと思います。

 

 

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